2008年12月17日
カテゴリー: 富士乃湯のこと

新年に向けて

今年も残すところあと2週間となり、当館でも新年に向けて準備を進めています。

先週からは庭師さんが入り、庭木の手入れと冬囲いをしました。

信州では、冬の寒さや雪から庭木を守るために藁で囲いをしたり、積った雪の重さで枝が折れないように上から吊ったりという「冬囲い」をします。

冬囲いには魅せる要素もあるので、藁に細工をしたり、複雑な編みこみをしたり、熟練の職人さんでないと難しいようです。

また、館内の障子の貼り替えも始まりました。

和風建築のため、どこを見ても障子だらけ・・・

こちらは私とスタッフで古い障子紙をはがし、当館の熟練の障子貼り職人!!若旦那が新しい障子を貼っていきます。

プロの方にも「上手いねぇ!」とほめられた腕前が自慢です(笑)

クリスマスが過ぎると玄関門前に門松を飾ります。

館内のお花は私の担当ですが、大好きな川瀬敏郎さんや唐木さちさんの作品集を参考に、仰々しくなく楚々としたお花で、でも新春らしく活けてみたいと、構想を練っています。

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2008年12月13日
カテゴリー: 子供

三九郎の準備

松本地方のお正月の行事に「三九郎」があります。

1月7日の松の内が過ぎると、神飾り、門松、注連縄、目を入れた達磨などを下します。 

三九郎とは、それらの品々を8日以降、地域の子供たちが集めて回り、高さ3メートルほどに組み(クリスマスツリーのような・・・)小正月の終わり(来年は1月10日)に焼く、子供の行事です。

書き初めを焼いて炎が高く上がると字が上達する、柳の枝につけた「繭玉」(繭の形に作った小さな餅)をその火で焼いて食べると風邪をひかない、虫歯にならないなどのいわれもあり、学問向上、無病息災の祈願をします。

昔は地域に子供たちもたくさんいて、他の地区の仲間に燃やされないように交代で不寝番をしたり、三九郎の中に部屋を作り、お正月の遊びや凧あげをしたそうです。

しかし今は子供の数も減り、松集めも、三九郎を組むのも親子で行っています。

先週は子ども会育成会主催で、「三九郎講習会」があり、若旦那と娘が参加しました。

講習内容のプリントには、①講師による模範指導 ②子どもだけで立てる実習・・・ とあり、私の時代にはなかったよね~とすこしビックリでした。

今日は5・6年生親子で、当日三九郎を立てる河原に生い茂っている「葦」を刈りました。

今年もあとわずかですが、皆が無事に年を越せることに感謝して、来年も三九郎で1年間の無事を祈願したいですね。

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2008年11月29日
カテゴリー: 日記

ラジオ出演

先日、CBC中部日本放送さまより土曜朝放送の「日本列島湯けむりリレー」の出演依頼のお電話をいただき、今朝ラジオに出演させていただきました。

電話でのインタビュー形式で、宿の自慢やお奨めの旬の情報をご自由にどうぞというものでしたで、張り切って準備していたのですが、風邪をひいてしまい、声がすごいことに・・・

めったに風邪なんてひかないのに、なんで今日?!(泣)

そんなわけで、のど飴をなめ、咳止めを飲んで、なんとかお話させていただきました。

せっかく出させていただきましたのにお聞き苦しい声で、申し訳なくて・・・

これからの季節、普段以上に体調管理には気をつけないと駄目ですね。

 

 

2008年11月22日
カテゴリー: 日記

孤月甦る

松本市美術館にて西郷孤月生誕135年記念展「孤月甦る」を開催しています。

西郷孤月は松本市に生まれ、東京美術学校第1期生として学び、横山大観、菱田春草、下村観山とともに橋本雅邦門下の四天王と並び称された日本画家です。

岡倉天心が東京美術学校を辞すとそれに従い、日本美術院創設にも中心人物の一人として尽力し、天心の指導のもと、日本画の革新に果敢取り組みます。

類稀な画才を認められ、師雅邦の娘と結婚、将来を嘱望された気鋭の画家でしたが、しかし、結婚生活は長続きせず、わずか1年で離縁。以後、東都画壇から遠ざかり、放浪の末に38歳の若さで世を去ります。

地元でもその存在を知る人はあまりいませんでした。

孤月というさびしげな雅号は宿命であったのでしょうか。いつしか表舞台から姿を消した西郷孤月ですが、長年にわたり孤月を研究し、追い続けた方々の想いで、百年の時を経て知られざる天才が甦りました。

実は私の亡き父も、西郷孤月をこよなく愛し、追い続けたひとりでした。

今回の記念展には当館からも何点か出品させていただいています。

中央画壇から離れ、放浪の孤月の作品はどこかさみしげでもの悲しく・・・ですが、秘めた情熱が伝わってくるような気がしました。

この記念展は今月いっぱい松本市美術館にて開催されています。

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2008年11月20日
カテゴリー: 日記

寒い一日

冬型の気圧配置となり北から寒気が入ってきた為、昨日今日と寒い日が続いています。

松本の今朝の最低気温は氷点下1.4℃、日中も気温が上がらず一気に冬がやってきたようです。

山沿い方面からは雪を乗せて走って来る車もいました。

夏の暑さや秋の心地よい涼しさが嘘のように、これから信州は寒い寒い冬になります。

あの寒さを思うと憂鬱になってしましますが・・・でも真冬の突き刺すような寒い朝、真っ青な空と雪をかぶった真っ白な北アルプスの山々の風景、何度見ても感動です。

そしてこんな素晴らしい景色を見られることに感謝して、信州人であることを誇りに思うのです。

四季折々に魅力が満載の信州へ、どうぞお越しくださいませ。

 

 

 

 

 

2008年11月16日
カテゴリー: 温泉

おもてなし英会話講座

浅間温泉再生協議会のプランのひとつ、「おもてなし英会話講座」がスタートしました。

近年外国人のお客様が増えてきたこと、またこれから積極的に外国人観光客を誘致するために、再生協議会が事前に浅間温泉の旅館の業務内容や業務で使うフレーズをヒアリングして、オリジナルのレッスンコースを作成しました。

レベルに合わせて3クラス・全10回の講座ですが、普段顔見知りの方たちと一緒のクラスということで照れてしまったり、つい頭の中でいろいろ考えてしまって言葉がでてこなかったり・・・私も自信がないと声も小さくなってしまいます。

そこでこの講座のCredo(クリード・行動指針)を講師の先生が考えてくださいました。

Bright,Prepared,in the Eyes・・・笑顔で、準備して、目を見て・・・

【Bright】・・お客様に輝く笑顔を見せて

【Prepared】・・お客様に何とお答えするのか、どのように対応するのかを心の中で準備して

【in the Eyes】・・お客様の目を見て対応しましょう

まだ始まったばかりですが、お休みすることなく皆勤を目指して頑張ろうと思います。

この英会話講座や先日のおもてなし講習会など、今まで個人や個々の旅館単位でしてきたことを地域で行っていくことで、他の旅館やホテルの方々とお話しする機会が増えたこと、地域の仲間意識が芽生えたことは、浅間温泉再生プラン成功への第一歩だと思っています。

 

 

 

 

2008年11月15日
カテゴリー: 温泉

お香の会

中日文化センターさんの企画「香道へのいざないと懐石料理を楽しむ会」を、当館にて開催いたしました。

私の師事している香道の先生から「ぜひ富士乃湯さんで」とお声をかけていただいたのですが、  当初の予定の倍のお申込みをいただき、正直、細かなところまで気がまわるだろうか・・・とかなり不安でした。

昨夜から何度も何度も頭の中でシュミレーションしていたら眠れなくなってしまいました。

今朝はスタッフに細かく流れを説明して、それぞれの役割分担を確実にこなすようにお願いしました。

今日のお香席では、経験者の方も初心者の方も、「源氏香」というとても楽しいお香を楽しまれました。

香道にはもちろんお作法や決まりごともありますが、香を聞いて(香りを嗅ぐとは言わず、香りを聞くと言います)、同香のものを当てるというゲーム的な要素もあるので、とても楽しいものです。

お香を楽しまれた後は、みなさまご一緒にお食事をお召し上がりいただきました。

お客様の人数が多かったので心配だったのですが、板場も仕込みから器えらび、盛り付けまで完璧に、お運びも指示どおりに頑張ってくれて、なんとか予定どおりに無事終了。

行き届かないこともあったのではないかと思いますが、みなさま楽しんでお帰りいただきましたので、ホッとしました。

お越しいただきましたお客様、ありがとうございました。

次回またこのような企画ができますよう、私たちも努力してまいりたいと思います。

お客様がお帰りになった後お部屋のお片付けに行くと、ほのかにお香の残り香がして・・・張り詰めていたものがフーッと緩んでいきました。

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2008年11月14日
カテゴリー: 日記

富士乃湯おんな3人京都の旅

毎年恒例の(今回で3回目!)、女将・若女将・ちび女将の京都3人旅に行ってきました。

私たち3人は性格がとっても似ていて、「細かいことにくよくよしない」「迷わない、即決」「都合の悪いことは忘れてしまう」・・・よくいえば前向き、悪くいえば慎重さに欠ける?!

そんなわけで、お互い気を遣わずとっても気が合うんですね。

前回2回の旅では紅葉を満喫したので、今回は自由行動の時間を作り各自好きな所をまわりました。

全員で行ったのは、永観堂のライトアップと嵐山天龍寺。

自由行動で、女将は「宮脇賣扇庵」「錦市場」でお買い物、娘は「新京極」「寺町通」でお買い物、私の希望は町家レストランでのお食事&美味しいお弁当だったので、みんなで南禅寺近くの町家レストラン「かしくコルドンブルー」でフレンチと「美濃吉」でお昼のお弁当をいただきました。

雨女の私のせいでいつもは雨降りでしたが、今回は見事な秋晴れ!!

1泊2日のあっという間の京都の旅でしたが、外に出て刺激を受けることは「よーし!私も頑張るぞ!」ってパワーが湧いてきますよね。

来年は娘も中学生なので、平日に学校を休んでお出かけするのは難しくなるかもしれないので、さみしいけれどしばらくは3人旅はお休みかもしれません。

また次回3人でお出かけできるのを楽しみに・・・

そして、いつも快く送り出してくれる若旦那と息子に感謝ですね。

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2008年11月7日
カテゴリー: 日記

味噌作り体験

所属する松本ベンチャークラブの食育活動のひとつとして、味噌作りをしました。

当館でも以前は自家製の味噌を作っていましたが、今では味噌を仕込める方も少なくなり・・・

今日は総勢21名で市内の「石井味噌」さんにお邪魔して体験をさせていただきました。

大きな味噌桶がたくさんある蔵の中でお話を伺ってから、いよいよ味噌作りへGO!!

まずは、計量した麹と塩をよーく混ぜていきます。

子供たちが小さい時にしてたお砂場遊びや、粘土を思い出します。

よく混ざったら、次は炊いた大豆を加えながらさらに混ぜていきます。

これがなかなか力のいる作業で、混ぜるというより、力いっぱいこねるかんじ。

だんだんと口数も減ってきて・・・

こねたものはおにぎりのように丸めて味噌玉をつくります。

そしてこの味噌玉を容器に入れて、空気が入らないように上からギュウギュウ押しながら詰めます。

この時に空気が入ってしまうとカビの原因になるそうです。

これもまたかなりの重労働で、この頃はほとんど無言・・・

最後に味噌種を入れて(これが起爆剤となって熟成が進む)、しっかり封をして仕込み完成です!

この時点でお持ち帰りも可ですが、私は石井味噌さんにお預けして、1年間蔵の中で熟成させていただくことにしました。

とっても楽しい味噌作りでしたが、思っていた以上に力のいる作業でした。

何かを作るということは、どんなものに関しても簡単なことではありません。

手間をかけて、努力をして・・・きっと旅館も同じですね。

面倒って思うような小さなことの積み重ねが大切なんだと思っています。

また天と地の恵み、生産者の方に感謝して、「いただきます」「ごちそうさま」と言えることって、当り前なのですが、うーん・・できていないかもしれません。

同じように、温泉のお湯も無限ではないので、自然の恵みに感謝して大切に使わないといけないですよね。

1年後、どんなお味の味噌が出来上がるのか今からとても楽しみです。

。。。たぶん、明日は筋肉痛!!いや、明後日かも(汗)

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2008年11月1日
カテゴリー: 温泉

浅間温泉新そば祭り

本日より「浅間温泉新そば祭り」が始まり、大勢のお客様で賑わっております。

今年は9ブースの出店ですが、お昼前にはどのブースも長蛇の列ができるほど。

松本城のそば祭りよりお店は少ないですが、その分おそばの量は多め!の大サービスです。

お客様はブースをはしごして、それぞれのお味を堪能されているようです。

おそばだけでなく、おやきや地元のフルーツのお店もあって、ひとまわりしたらお腹がいっぱいになりそうです。

またオープニングを飾り、本日は娘の所属する「本郷若獅子太鼓」チームの演奏もありました。

「浅間温泉新そば祭り」、明日は11時~15時ですので、みなさまどうぞお出かけくださいませ。

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