当館所蔵の古文書の中にある「松本城下武家屋敷割図」です。
江戸時代後半のものと思われます。居住者の氏名や旧町名などが書かれていて、昔を偲ぶことができる史料です。
現在は埋め立てられてしまっている総堀や馬出しなども記載されています。
平成26年7月9日(水)の大雨により被災し運転を見合わせていた中央本線の坂下駅~野尻駅間は、8月6日(水)の始発列車から特急「ワイドビューしなの」を含む全ての列車が、通常ダイヤで運転再開されます。
※特急「ワイドビューしなの」の特急券など、これまで発売を中止していた乗車券類は、8月5日(火)10時から発売されます。
※現在行っている坂下駅~野尻駅間のバス代行輸送は、8月5日(火)までで終了となります。
※現在でも南木曽駅付近では急な気象変化により避難勧告が出されることがあります。その際は、列車の遅れや運休などの影響が出る場合があります。
関西方面よりのお客さまには大変ご不自由をおかけしましたが、JRでの信州へのアクセスが復旧いたしましたのでどうぞお出かけくださいませ。
7月22日(火)、城好きで有名なロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがナビゲーターをつとめる城めぐり番組が放送され、松本城も取り上げられました!
天守が残る日本の城は全部で12城。そのうち国宝は4城。松本城はその4城のうちのひとつです。
当館で所蔵している「信州松本城図」は、現存する松本城の古絵図で最古のものになります。
1700年代初め頃、水野忠周の城主時代(1713-1718 信濃松本藩の第4代藩主)に書かれたものなので、今から300年ほど前の歴史資料です。
この度、松本市の協力の下、デジタルデータで保存されることとなりました。
古絵図のサイズは畳で二畳以上あり、起こし絵がいくつも貼ってあるのでデジタル化するのもたいへんなようです。
今月末に京都の専門家のところに持ち込まれ、当館にもどって来るのは来年の3月末の予定です。
後世にしっかりと残していきたいと思います。