松本市出身の日本画家「西郷孤月」を愛し、研究されている皆さまの会「孤月会」
昨夜は毎年恒例の富士乃湯での忘年会にお越しいただきました。
出展は当館所蔵の孤月作品の中からお軸を三幅。
左より 月下飛鷺 芙蓉峰新晴 朝ノ海
「芙蓉峰新晴」は毎年新年に館内に掛けています。
西郷孤月は松本市に生まれ、東京美術学校第1期生として学び、横山大観、菱田春草、下村観山とともに橋本雅邦門下の四天王と並び称された日本画家です。
類稀な画才を認められ、師雅邦の娘と結婚、将来を嘱望された気鋭の画家でしたが、しかし、結婚生活は長続きせず、わずか1年で離縁。以後、東都画壇から遠ざかり、放浪の末に38歳の若さで世を去ります。
朦朧体と呼ばれる孤月の作風には、悲運の人生のもの悲しさを感じます。
・・・と、言っても若旦那も私もこの分野(書画)はまだまだど素人です。
孤月会の皆さまに教えていただきながら、勉強していかなくては!